こんにちは!南草津店の増田です^^
最近読んでいる本があります。
私は人づてで知ったのですが、
SNSで話題になったそうです。
2冊完結ものでは少し珍しい、
どちらから読んでもいい
2冊もの。
2冊続く系のだいたいは
1巻2巻とか上巻下巻とかが
主流なのですが、
こちらは読む順番によって
『切ない』か『幸せ』か
物語の結末の受け取り方が
変化します。
教えてくれた子と2人で1冊ずつ購入し
交互に読むことにしました◎
私は『切ない』ENDの
「君が愛したひとりの僕へ」
(画像右側)を購入。
ざっくりしたあらすじは、
科学研究が進歩し
今と違う世界線に飛べるようになった現代のお話で、
例えば、
朝、パンを食べて仕事に向かった0の世界線
朝、お米を食べて仕事に向かった1の世界線
朝、何も食べずに仕事に向かった2の世界線
というように
同じ時間に違った過ごし方をしてる世界線があり、
主人公がそれを実験的に行き来します。
大幅に数値の違う世界へ飛んだとき、果たして
『幸せ』になるのか『切なく』なるのかという
若干ファンタジーなストーリーです。
『切ない』ENDを読み進めていると、
もう一冊を購入した子から画像が送られてきました。
えええええーーー
そんな間違いあるーー!?
なんと私は『切ない』ENDを読んでいるつもりが
『幸せ』ENDを読まされていたのです
1冊読み終えて、
このままどうやって切ない終わり方するのかなー
とは思っていたのですが、
まさか先に切ない巻を読んでしまっていたとは。
やられました。
内容は面白かったので許しましょう。
次気になっているのは、
物語が進むにつれ使える言葉が消えていく
『
残像に口紅を』
という作品です。
あらすじは
【あ】が使えなくなると、
『愛』も『あなた』も消えてしまった。
世界から言語が消滅するなかで
日常を生きる小説家を描き、
その後の著者自身の断筆状況を予感させる
究極の実験的長編小説
とのこと。
なにかオススメ小説があればぜひ増田に教えてください!^^
minamikiusatsu masuda